町工場のウェブサイト

何回も書いてるんですが、僕町工場好きなんですよね。

自分とこも町工場ですけど、自分とこ以外も好きです。

まあ、縁ですよね。

運命というか。(書きました。「案因運縁恩(あんいんうんえんおん)」)

町工場に潰れてほしくないんですよ。

一社でも多く、長く、残って欲しい。

で、後世に、子供たちに、伝えて欲しいんですよね、こんな加工ができるねんで、と。

おもろいやろ、と。

たぶん目輝かせて見てくれると思います。

そのためには、綺麗事はさておき、残っていかないとだめですよね。

自分が実践した、生き残るための方法の一つがウェブサイトです。

あくまで方法の一つで、ウェブサイトありき、ではないです。

町工場にとって、ウェブサイトを作る、ということを考えてみます。

原則として、ウェブサイトを作っていない町工場向けです。

町工場でなくても、小規模の組織は同じだと思います。

まずはウェブサイトを作成する意味について。

ほとんどのウェブサイトにおいて、運用されている理由は、収益と求人に集約されます。

経営資源的に言うと、ヒトとカネです。

要は人集めです。

一部の町工場では、口コミや紹介がメインでウェブサイトは要らない、なくても十分な仕事が確保できて、逆にあるとどうせ余計な手取られてかなわんわ、というところも実際にあります。

取引先にもあります。

ただ、そういうところは一握りやと思います。

あるいは、インターネット自体が遠い世界の話や、というところもあります。(書きました。「町工場とインターネット」)

僕はウェブサイトはインターネットの世界での名刺代わりやと思ってます。

名刺無しに商談に向かう。

さながらスッポンポンで果し合いに向かう侍のごとし。

…ちゃうか。笑

今は小さい会社やと、ウェブサイトがない=その会社ホンマにあるん?

ウェブサイト無いならGoogle マップで会社あるか調べよ。

という認識に変わっていっているように思います。

もはや、あると加点、ではなくて、ないと減点、というように。

しかも、今は現状のやり方で売り上げがあっても、この先どうなるかはわかりません。

事業承継して代替わりした瞬間に風向きが変わるかもしれません。

先代は顔で繋いでたけど、道楽息子には付き合ってられん、ということも起こるかもしれません。

え、うちのことちゃいますよ。笑

うちの会社がそうであったように、ウェブサイトが会社を救うことにもなるかもしれません。

正直、住所と電話番号と、どんな加工やってるか、くらいざっと書いておくだけで、あるとないとで、全然違います。

しかも、今はウェブサイトを作るハードルがすごく低くなっています。

ステンレスジョイントのウェブサイトはJimdoというサイトで作っていますが、作成も編集も、とても簡単です。(ググります。「Jimdo」)

独自ドメイン(stainlessjoint.jpみたいなやつ)を取得する手続きもやってくれます。(書きました。「独自ドメイン」)

Jimdo以外にもWIXとか似たようなサービスはあります。(ググります。「WIX 」)

本来、ウェブサイトの作成には、コードと呼ばれるプログラミングの知識が必要だったのですが、最近ではノーコードといって、特殊な知識がなくても触れるようなアプリが、とても増えてきています。

さらに、知識のない人がアプリを使うのではなく、知識のない人がアプリを作り、しかもそれを販売する、というようにも変わってきています。

時代は、どんどん変わる。

正直JimdoでもWIXでも、それ以外でも、どれでもいいと思います。

ただし、大きなデメリットとしては、JimdoもWixもバックアップをとることができません。

バックアップのようなものを工夫して作ることはできますが、WordPressのように、バックアップをアップロードすれば複製される、というわけではないです。(ググります。「WordPress」)

無料版のものもあるので無料版から試してみるのもいいです。

最初は無料のでも、後からでも独自ドメインは取ることをおすすめします。

慣れてくると、このブログのようにレンタルサーバーを自分で借りたり、Wordpressを使ったり、していけばいいと思います。

やる気がかなりある、ある程度の知識がある、周りに相談できる人がいる、もしくは外注して一気に進める、という人であれば、最初からWordPressと独自ドメインでスタートがいいと思います。

自分は、学生時代にHTMLというウェブサイトを構築する基礎のようなものを勉強しかけて、途中で投げてしまったので、まったく右も左もわからないところからスタートでした。笑

しかも相談できる人が周りにいなかったので、たまたま見かけたJimdoで、とりあえず始めました。

独自ドメインとセットで申し込むと割引のあるキャンペーンをやっていたので、そういうのも活用するといいかもしれませんね。

他にも方法はあったと思うのですが、結果だけを見れば、これでよかったと思います。

外注してしまう、というのも一つなんですが、僕はあえて、小企業の経営者には、自分で直接触ることをお勧めします。

外注するにしても、会社とは関係なくていいので、無料のウェブサイトを遊びで適当に作ってみて、こんなもんかふんふん、と、わかった状態で打ち合わせなり発注することをお勧めします。

メールアドレスさえあれば、無料の空白ページのサイトなら、初めてでも5分で作れると思います。

僕の持論で、自分がわからないことを判断も含めて任せるのは丸投げやと思っています。(書きました。「なめられたらいい」)

丸ごと人に任せると、その分金額も当然上がりますし、具体的にどうすればいいのか、がどうしても人任せになってしまうからです。

それと、任せる相手が少し困ります。

製造の仕事と一緒で、お互いの言いたいことが伝わりにくいのと、仮に良いものが出来たときでも、苦労が伝わりにくいです。

あとはベタですが、他社のサイトを見まくると良いです。

今はSNSもあるので、活気のあるウェブサイトも探しやすいと思います。

原則は、似た業種、似た規模のところを参考にされることをお勧めします。

業界や規模が変われば、懐事情も含め環境がだいぶ異なるからです。

ただし、逆に、出落ち芸みたいに変則的な手法を取るのであれば、まったく関係のない業種を参考にするのもありかもしれません。

じゃあ、どんなウェブサイトがいいか。

これは会社の考えによりますが、小企業は外見は二の次でいいと思います。

会社に大きなロビーを用意できないように、ウェブサイトも身の丈に合わないものは作れません。

まずは大したもんではないですが、ステンレスジョイントのウェブサイトを一度見てもらった方がいいかもしれません。(いらっしゃいませ。「ステンレスジョイント株式会社 公式ウェブサイト」)

なんや、ど素人丸出しの、まとまりの無いごちゃごちゃしたサイトです。笑

自分の場合、人に誇れるようなかっこいいウェブサイトを作る能力がない、というのも事実なんですが、そもそもそんなウェブサイトを自分たちに求められてないです。(書きました。「外見と中身」)

もちろん、もっと良くしていこうという気持ちで、割と頻繁に更新しています。

そしてこれは、自分でやったからわかることですが、見てくれが悪くてもお客さんは中身を見抜いてくれます。

しょうもないサイトかもしれませんが、決して小さくはない商売をもたらしてくれました。

ステンレスジョイント含め、工場のウェブサイトに訪問してくださるお客さんは、たいてい、ものづくりに課題を抱えています。

その課題を潰してくれるメーカーを求めて、ウェブサイトにたどり着いてくださったはず。

担当の方にとっては時間との戦いでもあるので、できるだけ早く、「弊社ならお手伝いができますよ」ということを伝えたいです。

逆にステンレスジョイントが、そのお客さんの課題を解決できないなら、早く立ち去って頂く必要すらあるわけです。

他のところを探さないとだめなんで。

いたずらに訪問時間を引き延ばすことはしたらあかんし、自分も想定してないです。

自分の場合、あくまで、お客さんに付加価値を提供することで、自社の売り上げに繋がる、それが相互利益になる、という方針をブレないようにしているつもりです。

それと自分が気を付けていることは、社外に出すべきでない情報は掲載しない、ということです。

ノウハウなどを掲載すると、一時は盛り上がるかもしれませんが、そのまま持っていかれます。

場合によっては、自社だけでなく、同じ業界の企業にも迷惑がかかります。

ただし、この辺りは、常識もだいぶ変わってきているので、なんとも言えない部分で、各社の判断に任されていると思います。

僕の場合は、特定のお客さんや、業界団体に何かを縛られるということが無いため、割と自由にやっています。笑

もし、ウェブサイトの内容を見て、「ここなら電話して聞いてみてもええな」「メールで図面送ってみよかな」と思って頂けたら、次のステップにお互い進むわけです。

それを、とにかく早く進めたいし、たくさんの困ってる方の力になりたい、当然ステンレスジョイントとしても新しいお客さん、新しい売り上げにつなげたいです。

お互いのミスマッチも減らしたいですね。

もしかしたらステンレスジョイントで妥当な価格でできる製品を、苦手なメーカーが高い費用をかけて製作しているかもしれません。

逆にステンレスジョイントが付加価値を出しづらいお話を持ってきて頂いても期待外れになってしまいます。

ということは、お客さんの課題と自社の解決方法が揃うような書き方をする必要があります。

苦手なことは正直に書いた方がいいです。

ステンレスジョイントのサイトでも、これはできませんからね、とはっきり書いちゃいました。笑

あとは、たくさん悩むのが大事やと思いますね。笑

SEOといって、Googleなんかの検索エンジンの順位を上げる対策もありますが、ウェブサイトができてから考えたらいいと思います。

少なくとも、会社に「御社のホームページを拝見しました。キャンペーン中で30社限定で特別にSEO対策を特別価格で提供します」というような電話がかかってきても、それは飲まない方がいいです。笑

なんぼの売り上げを確約せい、と契約を書かせたら、契約するのもありかもしれませんが。笑

そもそもそんな対策ができるのであれば、「中小企業 SEO」とかで検索した時に、その営業をかけてきている会社のウェブサイトが検索結果に表示されないとおかしいんですよ。笑

そもそもなんで電話で営業かけてきてんねん、っていう話で。笑

ウェブサイトで集客せんかい。笑

知り合いの会社さんやったら、僕に一回連絡してくださったら、相談に乗ります。

小企業限定ですけど。笑

自分は、ウェブサイトは城、ブログは砦、SNSは遊撃班のようなものだと思ってます。

…看板ゆうたり、名刺ゆうたり、城ゆうたり。笑

城は盤石の体制で構えて、矛盾のないよう、全体を管轄する。

砦は、その時の状況によって、相手に合わせたこまめな行動をとる。

遊撃班は自ら動いて、必要な時に必要なところで活躍して、役務が終わればまた位置を変える。

媒体が軽くなるほど、そのタイミングに合わせたことができます。

ウェブサイトは、やっぱり会社としての公式な発信になるので、それなりに気を使いますし、更新の頻度も低くなりがちです。

ただし内容はしっかりしたことを発信できるので、一度見てもらうと商談のクロージングには、かなり強力な影響があります。

ブログであれば、会社としては非公式の、経営者個人としての意見の発信も気楽にできますし、経営幹部や社員で分担して、ブログを書いてもいいわけです。

ウェブサイトに書けない記事を、それなりの文章量でもって書くことで、違う面を見てもらうこともできます。

SNSであれば、ブログよりも更に気軽にできるのと、社外とコミュケーションが取れることが大きな特徴です。

自社のキャンペーンや季節のイベントに応じて、アカウント名を変えたり、使用している画像を変えて、違う雰囲気を演出することも容易です。

ただし、SNSは、気軽にできる反面、サービスが終了すれば、別の媒体で繋がっていないフォロワーなどは、実質いなくなってしまいます。

もし仮にそんなことがあるとすれば、それまでに、ウェブサイトやメールなどを通じて商談ができるように発展させることが求められると思います。

サービスのエラーや、アプリの不具合にも引っ張られるかもしれません。

ようは、SNSの運営会社の俎上にいる、ということです。

運営は複雑になりますが、複数の媒体を使うと相乗効果が期待できます。

業種や商売の形態によっても、向き不向きはあるので、一概には言えないのですが、取り急ぎドメインを抑えておくだけならタダみたいな費用ですので、ブログやSNSを活用する場合でも、ウェブサイトは持っておいて損はないと思います。

ちょっとずつしか前には進みませんが、一緒に進んでいきましょう。

真空チャンバー・溶接・機械加工のご依頼はステンレスジョイント株式会社へ。

金属製の変なアイテムはtodoroへ。

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