町工場のメール

そもそもメールアドレスがない協力工場さん、まだまだいっぱいあります。

図面とか写真をメールで送りたいとき、実はちょっと困るんですよね。笑

メールはもう古い、という声もあるようですが、それはさすがに町工場には早過ぎます。

たぶん製造業のことをあまりご存知でないか、特定の業界に限定して言われているのかもしれません。

町工場どころか、世界的に有名なメーカーでも首を横に振ると思います。

というのも実は、2009年の時点で、お客さん側でファイルのアップロードページを用意しておいて、パスワードが書かれたメールを送って、こちら側でファイルをダウンロードする、という試みもあったんです。

定着しませんでした。

今、そのお客さんはメールを使用されています。

では、メールが無い会社はどうするか。

ファックスですね。

ファックスを代わりに使います。

というか、自分もそうでしたが、そもそもメールが最初からないので、ファックスがメールの代わりなんて当事者側は思ってません。

それしか無いねんから。笑

でも、メールを普段使っている側からすると、ファックスはメールの代わりなんです。

自分も会社でメールを基本とするまで、この感覚がわかってませんでした。

先を見るなら、ファックスを基準にしてはダメで、ホンマはメールが基準やけど、あくまでファックスに合わせてもらってる、くらいの感覚の方がええんかなと思います。

偉そうに書いてますが、当事者やからこそ、やっぱり伝えたいんですよ。

いい方向に変わっていって欲しい。(書きました。「町工場のウェブサイト」)

もう周りの町工場が潰れていくのはゴメンですわ。

ちなみに、ステンレスジョイントでもファックスはバリバリ現役です。

といっても、もうほとんど注文書を送る用途に限られてきてるかなと思います。

あとはメールアドレスのない協力工場に図面とか送るとき。

ファックスであれば、相手が受け取れない、ということがほとんどないですので。

注文書をファックスで送ったり、メールで送ったり、は、したくないんですよね。

そこは統一したい。

でも、ファックスには、致命的な問題があります。

製品の品質が下がる、ということです。

どういうことか。

図面をファックスで送ると、図面の解像度が落ちるんです。

解像度というのは粗さのことです。

ファックスで送ると図面の数字や文字や細い線が潰れます。

特に薄板のダクトみたいなものは、もうぐちゃぐちゃになります。笑

ファックスで届いた図面をファックスで送ると、あ、もうアカンね、ってなります。笑

ちなみにファックスでも解像度を上げて送る方法もありますが、町工場でその設定を知っている方はおそらく少数派やと思います。

知っていても、めんどくさくて、やらないでしょう。笑

ファックス時代を知る方は、「5と6問題」ご存知やと思います。

文字の潰れた図面では、とにかく5と6が紛らわしい。

図面の5と6を間違えて製作してしまう、という、嘘みたいな話の、例のあれです。

ステンレスジョイントの記録では、2013年に最後に起こりました。

当時ですら、もうみんなが「5と6問題」なんて忘れている頃でした。

その時は、ファックスでもらった図面が疑うことなく5に見えたんです。

なんやったら綺麗な5でした。笑

でも後日見せて頂いた図面の原本は6でした。

お客さんも悪かったと言ってくださって、手直しをしてお互い何の問題もなかったのですが、なんというかこう、申し訳ないというよりも、懐かしい感覚に捉われたのを覚えています。笑

そもそもファックスで図面を送った自分とこも悪い、という認識をもってくださったのは嬉しかったですね。(書きました。「不適合との戦い」)

写真もファックスで送るのは難しいです。

一回やったらわかりますが、写真をファックスで送ると、えらいことになります。笑

なので、メールは必要です。

同時にたくさんの人に送れるのもメリットです。(書きました。「CCメールの活用」)

メールもいろいろあって、独自ドメインといって、このブログだとhiraokayusaku.comみたいなのがメールアドレスの一部にもなるんですが、可能であれば、この独自ドメインが望ましいです。(書きました。「独自ドメイン」)

なんですが、メールに慣れるために取り急ぎ無料のフリーメールを導入するのも一つやと思います。

フリーメールも一昔前と認識が変わってきていて、特にGmailは独自の市民権を獲得していて、Gmailを仕事用に使っている人もいます。

メールにも独特の文化があるので、早く始めると早く慣れることができます。(書きました。「メールの心得」)

ただ、ウェブサイトもそうなのですが、ウェブサイトのアドレスやメールアドレスを変更すると、またお客さんに周知する必要は発生します。

特にメールですね。

ウェブサイトは、アドレスが変わっても、実務上あまり問題にならないと思います。

サイトを消してしまえばアクセスできなくなるだけですので。

必要であれば社名で検索されるでしょう。

問題はメールアドレスで、古いメールアドレスのデータはお客さんのシステム上に結構長く残ってしまうことがあるんです。

実は大きなお客さんほど、それが顕著です。

実際、ステンレスジョイントでも2018年7月31日に独自ドメインのメールアドレスに切り替えたのですが、2021年3月時点でも、まだ以前のメールアドレス宛にメールが届きます。

なので、もし可能であれば最初から独自ドメインを取得してしまうのがいいと思います。

基本的にはウェブサイトを作るときにメールのサービスも申し込めるので、メールのために独自ドメインを申し込んでおいて、ちょっとウェブサイトは勉強しつつ放置しとく、みたいな運用でもいいと思います。笑

ちなみにJimdoなどのウェブサイト構築サービスを利用すると、メールアドレスも1つあたりいくらという形で有料になりますが、1つ目だけはその分の費用がかからないこともあります。

自分でレンタルサーバーを借りると、いくらでもメールアドレス作れますが、ちょっと面倒ですし、それが出来る人には、この記事要らないと思います。笑

メールアドレスについては、ダントツの一番人気はinfo@ですね。

ただし、あまりにも多くの企業が採用するので、迷惑メールを送る側からしても予測がしやすくなり、迷惑メールは確実に来やすくなります。

あえて、ちょっとひねるのもありやと思います。

inf@とか、i@とか。

sales@とかも使われます。

迷惑メールは圧倒的に海外からやってくるので、日本語読みのアドレスにしておくのも手かもしれません。

eigyo@とか。

迷ったらinfo@です。笑

あと、大きなメリットはメールそのものがデータなので、印刷しない限り、質量が無いです。

そして印刷して保管とかしたらダメです。笑

ステンレスジョイントでは一時やってました。笑

質量が無いということはデータだけで整理整頓ができます。

それだけで効率化が進みます。(書きました。「超町工場」)

真空チャンバー・溶接・機械加工のご依頼はステンレスジョイント株式会社へ。

金属製の変なアイテムはtodoroへ。

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