会社のメーラーにThunderbirdを使用しているのですが、IMAPで運用し、複数の端末から使用している時に、ログインの失敗が頻発しました。
具体的には、Windows8とWindows10(64bit,32bitとも)の計6台で運用しており、Thunderbirdを立ち上げた時や、フォルダ間を移動した時に、「ログインに失敗しました」と、下のようなポップが出て、新しいメールがまったく受信されない、送信済みメールも保存されない、というエラーでした。
再試行しても、新しいパスワードを入力を選択して正しいパスワードを入力しても、このポップは出続けます。
メールサービス提供元に聞いても、ネット回線提供元に聞いても、まったくわからず、ネットで調べてもまったく出てこず、だましだまし数ヶ月使っていました。
他のメーラーという選択肢もあったんですが、Thunderbird使いやすいんですよね。
自分に合ってるというか。
社内の子から「多めの人数が事務所にいるときにログインできないことが多いですね」と言われることはあったのですが、原因はよくわからないまま。
ある時、たまたま別の子が休んでいる日に「今日あんまりエラー出えへんな」となり、もしかしてなんか詰まってる感じかと思ったら、結局そうでした。
自分もあまりわかってないので推察も入りますが、メーラー側で最大同時接続数というのを制限しないと、サーバー側で詰まってしまってエラーになる感じでしょうか。
一気に口に放り込むと飲み込めないので、結局一回出さなあかん、みたいな感じですかね。
ちょっとずつ食べた方が結局早かったみたいな。
例えが汚いな。笑
Thunderbird側の設定で最大同時接続数を下げると、エラーは出なくなりました。
長かった…。
わかってからはすぐでした。こんな感じ。
オプションから、アカウント設定を選択。
エラーの出ているアカウントのサーバー設定から、詳細を選択。
サーバーへの最大同時接続数のところ、最初が5なので適当に下げます。
3とか4とか。
よくわかりませんけど。
3にするとエラーがなくなりました。
それがわかってから調べると、おそらく従来から似たようなエラーは起こっていたようですが、「接続が切断されました。サーバがダウンしたか、ネットワークに問題があるかもしれません」のような、違う文言でのエラー表示だったようです。
もしかすると、近年のThunderbirdのアップデートで、エラー内容が詳細に表示されず、いろいろなエラーがまとめて「ログインに失敗」と表示されるようになったのかもしれません。
パソコンに表示されるエラー表示の内容と、ネットに存在する解決方法が結びつかなかったため、解決に多くの時間がかかりました。
同じエラーで悩まれている方のために、そっと記事にしておきます。