
2024年2月25日に作ったものです。
娘が宝石とか鉱物が好きなんですが、木が鉱物みたいになってたら喜ぶんちゃうかなと思って作りました。
僕は「世界にないもの」あるいは「その瞬間まで世界になかったもの」とか「自分の頭の中にだけ存在するもの」というのが大好きで、子供達にも大切にしてほしいと思っています。
言葉で言うのも大事やけど、ものとして見せたり、行動で示せたら、なるほどそういうもんかと、より納得すると思うんですよね。
もちろん子供達も自分で考えたものを日常的に具現化しています。
人の考えてることってものすごく大切なもので、尊いものですよね。
そういうものをもっている人であればすぐに理解できることです。
馬鹿にするのはホンマに許せない。
そういうのは許さないです。笑

食卓に
ノコギリ持ち出し
切り出す親父
庭の木から作るクリスタル

いつも急に何やら始めるので嫁はんびっくりしてると思います。
よう娘に「ちょいちょいちょい、目の前のもん片づけてから作業やりや」ゆうんですが、嫁はんに肩ちょんちょんってされて自分の目の前に食べ終わったお皿とかそのままやったりします。笑
材料は、もちろん家の敷地に生えていた、僕のライバル「タチバナモドキ」。笑

だいぶ形になってきました。

途中で寄り道して端材から娘のシルバニアファミリーへ切り株を提供。
めちゃかわ。
というか、さっとこういうのが作れるんが、その辺に材料転がってるメリットですよね。

ノコギリでどんどん切ります。

うん、ほぼ六角なってますね。

良い感じ。

ヤスリで仕上げていきます。
「目」といいますが、ノコギリの痕がなくなるように。
エッジを立てるように立てるようにヤスリをかけていきます。
あくまで「面ごと」削ります。
横着してノコギリ痕のところばかり重点的にヤスリをかけると、傷は早く取れますがそこだけ凹んだり曲線になったりします。
妥協するとカッコ悪いもんになります。

で、完成。
使ったのはシャコ万力、ノコギリ、ヤスリ、ナイフ、ですね。
回すとこんな感じ。
とても良い。笑
すんごく良い。笑
エッジがちゃんと立ってるのがわかりますが、これは木が固いからできることです。
ここが丸まってしまうと「クリスタルっぽさ」がなくなります。
木でできたクリスタルなんてものは、そもそもが架空のものなんですから、どうやったら「それらしさ」がでるかを考えながら、「実際そうなるように」作っていかないとだめです。
軟らかい木やと加工は楽なんですが、最後に得られるものがしょぼいものになります。
まあ投資ですよね。
まあ適当ですけど。笑
娘がペンダントにしたいと言ったのでペンダントにしてあげようと思ったのですが、こいつはサイズが大きすぎたので、娘のペンダント用には改めて小さいものを作り直しました。
ということで小さい版を作ります。笑
作ったのは2024年3月17日。

大きい方と要領は全く同じ。
タチバナモドキを切っていきます。

うん、もはや下書きもしてないですね。笑
六角形とか下書きするといいですよ。笑

こうやってスリットで割るように切る時は深く切り過ぎないように注意です。
痕をヤスリで取るのはかなり大変なので。
ちょっと切っては確認するのがおすすめ。

良い感じですね。
というか後から見て気付きましたけど、これ大きい方と小さい方で加工工程を逆にしてますね。
大きい方は先端尖らせる→六角に、小さい方は六角に→先端尖らせる、になってます。
どちらでもお好みで。
後者の方がデザインしやすいかも。

あとはヤスリで仕上げていきます。

完成。
やっぱり小さい方が早いですね。
一回作ってるし。
うん、可愛い。

並べます。
ちょっとヤスリの目残ってますね。
加工痕といって、どうやって作ったかの形跡になるんですが、そういう意味であえて残したんやと思います。
サンドペーパーで取れますが、くれぐれも丸まらないように注意です。
もしサンドペーパーをかけるならペーパーを硬いものに巻いてからで。
柔らかい工具ではエッジが丸まりやすくなりますよ。
大小でちょっとデザインも変えました。
大きい方は、あえてアンバランスというかいびつなデザインにしています。
こういうのは綺麗な正六角形みたいにしてしまうとあまりリアルではないです。

で、後日ニスを塗って仕上げました。
2024年3月31日ですね。
ホンマは白木のままの方が好きなんですが、身に着けるものとなると汗がついたり雨も当たりますからね。
ニスが乾いたら子供と実験です。笑
実験実験、我が家は実験が多い。笑
果たしてニスを塗った木は水を弾くのか。笑

ヒートンと紐を付けて完成。
これが2024年5月5日。
ヒートンはステンレスです。
ステンレス屋なので。笑
まあ比較的汗にも強いですから。
子供達も金属の種類、普通に気にしますからね。
「これステンレス?」って。笑
めっちゃ可愛いし、めっちゃおもろいです。
子供達の中でステンレスの地位がかなり高いみたい。笑

これで「世界に一つの木のクリスタルのペンダント」が完成しました。
上でも触れましたが材料となる木は自宅の敷地内に生えていた僕のライバル「タチバナモドキ」です。
つまり材料費はタダ。
とても硬くて虫食いのしない良質な木です。
伐採しようとするとすごくタチが悪くて自分に似てるな、と思う。笑
この木を使って子供達にたくさんのおもちゃを作らせてもらいました。
赤ちゃんの頃は塗装もしなかったので、口に入れても大丈夫なおもちゃが作れました。
切り倒しておいてあれですが、僕が共生するという考えはこういうことやと思う。
タチバナモドキは枯れてません。
そのうち引っこ抜くかもしれんけど。笑
この話は何度も子供にも話しています。
ここでこの話は終わり、のはずが、後日、この木のクリスタルがきっかけとなって、2つのアイテムが誕生します。
そう、「木のナイフ」と、ステンレスのクリスタル「ステンレサイト(stainlessite)」が誕生するとは、この時はつゆ知らず。
またそれは別のお話。