コンプライアンスなんてヘソが茶を沸かす世界

以前X(Twitter)で投稿して反響のあった投稿を転記しておきます。

原文のままで読みやすいよう改行と余白だけ足しました。

引用やリプライは投稿をご覧ください。

補足しますが「コンプライアンスなんてクソだ」と言いたいのではなく、僕が言いたいのは「コンプライアンスなんて名前が付く前から当たり前のように大切にしていた人たちがいるのに対して、コンプライアンスコンプライアンスと呪文のように唱えつつも実は全然本質を理解せず大切にしない人たちが跳梁跋扈する世界はクソだ」ということです。笑

下請けを叩くだけ叩いて何がコンプライアンスか。笑

ちなみにハラスメントもSDGsもDXも全部一緒。

妖怪と一緒で見えないものに名前を付けると安心してなんか解決した気になるんです、昔から日本人は。

見越し入道であれ、べとべとさんであれ、トイレの花子さんであれ、名前を付けようが怖いもんは恐い、何も解決してないです。笑

ラベルを貼って満足するのは愚の骨頂、本質がきちんと整っていないのに。

ラベルなんてどうでもいいです。笑

製造業には特急対応という言葉がある。

キャリアが長い人ほど、企業の大小を問わず助けられた人は多いのではないやろうか。

多くの場合その1番川下を担うのは小さい企業や個人事業の職人である。

文字通り徹夜して仕上げることも珍しくない。

コンプライアンスなんてヘソが茶を沸かす世界。

今枕を高くして寝られるのはそういう職人のおかげやったりする。

文字通り尻拭いも多い。

「時間単価×かかった時間+ちょっと色付ける」という計算ではなく「潰せたリスクに見合う対価」は支払われたやろうか。

自分は職人ではないけど、よう工場には泊まり込んだ。

連日の徹夜に、どこそこのお偉いさんが菓子折り持って謝りに、みたいな案件もあったけど、事実菓子折りでは納期は縮まらない。

そんな案件ですら納品後「担当を守るため価格は泣いてくれ」と言われ赤字なこともあった。

そういう歴史を知らないまま呑気に放たれる放言もある。

発言する機会も無いままに当時を知る職人も減る一方。

功績が表に出てくることは無い。

神業と呼ばれるほどの腕をもつ職人ですら。

もうすぐ都市伝説になるやろうけど、知られざるこの国の物語のひとつ。

職人たちは神話になることよりも目の前の生活が豊かになっている未来を望んだんじゃないやろうか。

投稿は以上です。

X上で反響のあった投稿を記事にしたものを貼っておきます。

よろしければご覧ください。

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