記事が古くなるので、時事的なネタをあえて書かないようにしているんですが、書きます。
この記事を書いている2020年10月現在、世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威をふるっています。
余談ですけど、なぜか日本ではCOVID-19と言いませんね。新型コロナウイルス、ですね。
それと「withコロナ」みたいな書き方、個人的に抵抗あるんですよね。
なんかこう、コロナとともに、みたいな感じで。
againstやったらあかんのかな、と。
コロナに対抗して、みたいな感じで。
againstやったら、ググっても結構出てくるんですけどね。
語感が良い英単語を気軽に使っちゃうの、英語が苦手な人(自分も含む)の悪い癖ですよね。
デイビットセインさんやったかな、なんかの本に書いてはりました。
日本人はthe好きすぎる、って。笑
なんでも書けますもんね。
theの発音が「ザ」で合ってるか、は、さておき、勢い出ますし、なんかこう「これぞ!」みたいな感じ出ますもんね。
どや感ある。
わかりますわ。笑
カタカナの変な横文字を脱出してアルファベット使うのはいいと思うんですけど、見てくれが変わっただけで思想が同じ気がするのですが、どうでしょうか。
閑話休題。
経済にも影響が出ています。
業界によって程度の差も大きいことと思いますが、町工場にも当然その影響は出ています。
こういうときに思うのは、自分の能力が低いから売上が落ちているのか、周りの大きな波が高すぎて、それに飲み込まれているのか、わからないんですよね。
基本的に前者と思うようにしていますが、両方ということもありえます。
今の状況に関しては、後者の影響が大きそうです。
やっぱり、ものづくりは助け合いやと思うんです。
最近仕事出せてない協力工場とか、社内でも、あそこ最近出してないな、という話出るんです。
特に、うちの工場で内製化したような加工は、自分たちも食っていかないとアカンので、なかなか出しづらくもなります。
ちょっと思うところあって、最近2社協力工場さんに久しぶりに機械加工をお願いしました。
本当を言うと工程的にも費用的にも社内でできる内容で、費用面で言うと社内のほうが安上がりやったかもしれません。
でも言い値でやってもらいました。
ええんですか、言われましたけど。
今回に関しては、その工場に発注する、というのが目的やったので、これでいいんです。
利益の追求という意味では経営者失格かもしれません。
でも、先方も苦しい時やと思いますし、うちも昔そうやって色んなところに助けてもらったんです。
これからも助けてもらうこともあると思います。
人情と効率をモットーにしている自分としては、たくさんの異なる価値観軸に挟まれて、何が正しいかわからなくなる時はあります。
僕は、自分にも社員にも高効率を求めるんですが、同じくらい商道徳を大事にしているつもりです。
経営倫理とか商道徳とか、昨今あんまり大切にされてない気がしますね。
代わりに、再生回数がどやとか、売上がナンボとか、フォロワー数が何人とか、よう聞くようになりましたね。
それはそれでいいんでしょうけど、数字で見える価値だけが独り歩きする、というのは、ちょっと恐い気しますけどね。
自分はツイッターのフォロワー数2人ですけどね。笑
助け合いと馴れ合いは違うと思っています。
クールとドライは違うと思っています。
出来るだけ、クールな助け合いで行きたいもんですね。