2020年に読みました。
灰谷健次郎さんが1984年に書かれた本ですね。
たまたま実家の本棚にあって、いつの間にか子供用の絵本と一緒に我が家にやってきてたみたいです。
そのうち灰谷健次郎さんは読もうと思っていたので、ちょうどいい機会になりました。
「太陽の子」「兎の眼」が有名みたいですね。
そっちも考えさせられる本です。
この本を読んで、その2冊もすぐに買って読んだので、時間があれば記事にします。
この本は灰谷さんが教師生活を17年間された後、淡路島に移住した後の生活の話です。
自給自足で農業をされながら、作家活動をされている話がメインです。
本人も、あとがきで書かれていますが、いのちに関わる話が多いですね。
自らの手で他人の命に寄り添う姿勢や考え方は、灰谷さんの人間としての深さや優しさを象徴しているみたいです。
教壇に立たれていた経験からも、教育という切り口や、子供の目線で世界を見つめておられるように思えます。
食育という言葉は、取ってつけたように思えてあまり好きではないのですが、食に関する教育、というのは子供にとって、この上なく重要なものと思います。
ちなみに「入」も大切ですが、「出」も大切です。笑
ちなみにちなみに辞書を引くとわかるんですが、体育という言葉はとても良い言葉です。
なぜ2020年から体育の日がスポーツの日になったのかは謎ですね。
僕は「体を動かすこと」の方が「スポーツ」よりも数学的に広い集合やと思っているので、「スポーツ」に含まれない「体を動かすこと」が否定されたような気がして悲しいんです。(書きました。「横文字」2回目笑)
散歩なんかも、れっきとした体育やと思うんです。
休みの日によくやるんですが、子供と一緒に家の近くを散歩しながら、どんぐりを拾ったり、咲いてる花の匂いを嗅いだり、先を競って道路の埋設管表示のマークを踏んづけたり、虫に話しかけたりすんの、最高なんですけどね。
ああ、またこの国は大事なものを1つ捨てたんかな、と1人で思っときます。笑
経営学に出てくる考え方でセグメンテーション(細分化)というものがあります。
カテゴリーなんかを細かくわけて、「20代」かつ「女性」、のようにカテゴリーごとのお客さんに訴求する方法を考えていく、というような手法です。
管理の手法としては、とても優れていて、ステンレスジョイントでもそれを最大限活用して、効率化を図っています。
ただ、近年、カテゴリーに収まらないものとか、わかりにくいもの、ぼんやりしたものを極端に嫌がるような風潮を感じるんですよね。
得体の知れないものを恐れる、というのは日本の古来からの風習ではあると思うんですけどね。
妖怪とか幽霊がそうですよね。
怖いから名前をつけて、何やったら絵に描いて、怖くないようにしてしまおう、という1つの努力の形です。
ホンマにどうでもいいですが、僕は妖怪大好きです。笑
歌川国芳とか最高ですね。
絵にも生き方にもロックを感じます。笑
灰谷さんもこの本で書かれていましたが、教育そのものに効率を追求してはいけないと思うんですよね。
逆に教育事務みたいなものには効率が追求されるべきやと思います。
学校の先生も忙しいでしょうからね。
偉そうなこと言えませんけど、なにも学校でやること、教科書に載ってることだけが教育ではないと思います。
この本を読んで、やっぱりそう思いました。
子供は未来そのものやと思うんですけど、どうでしょうか。