飛び火理論

僕が大学生の頃に考えた概念に飛び火理論というものがあります。

理論とかゆうてますけど、たいしたもんじゃないです。笑

もしかすると僕が思いついたんではなくて、ゼミの誰かやったかもしれません。笑

僕が言い出しっぺやとは思うんですが、もし違ったらゼミのみんなごめん。笑

少なくともゼミで、この話をしたのをすごく覚えています。

経営学の新事業展開についての話か、多角化に向けての話の中で、やったと思います。

飛び火というとあまり縁起のいい例えではないのですが、けして複雑な考え方ではなくて、火が燃え上がっている時の炎の広がり方として、本体の炎がじわじわとすぐ横を広げていく広がり方と、ポーンと一か所火が飛んだところから新しく燃え広がる広がり方があるな、というただそれだけの話です。

あってもなくてもあんま大差ないイメージを置いておきます。笑

1つ目の画がじわじわ広がるパターン。

赤い部分は後で説明します。

2つ目の画が飛び火パターン。

自分が仮に炎であると仮定した場合、炎側から見た自己の繁栄を考えます。

これはリスクとリターンの話とほとんど同じと考えていいと思います。

前者の方法やと、いわゆる低リスク低リターン。

元からある火と新しく燃え広がった火のラップしたと思しき部分を赤くしました。

この赤の部分を機会損失と取るか、安泰のための犠牲と取るか。

後者の方法やと、高リスク高リターンになります。

これは、小学生の時に習った、肺胞が葡萄みたいになっていて表面積を稼いでいたり、子供の体が熱しやすく冷めやすいのと似ています。

肺胞。笑

懐かしい。笑

小さいと面積や体積に対して表面積が大きくなります。

外部の影響を良くも悪くも受けやすくなります。

マクドナルドの飲み物の氷って小さい氷が大量に入ってますよね。

対して、バーで飲むウイスキーの氷は球体で、ロックグラスに入るギリギリまで大きくしてある。

前者は早く飲み物を冷やす効果がある。

別に飲み物が薄まってもいいんです。

これは商業的な話になりますが、あえて早く飲み物が薄まるようにしておけば、席の回転率の向上にもつながるかもしれない。

薄まった飲み物は美味しくないですからね。

帰ってくださいと口で言うより角も立たない。

後者は、じっくりと落ち着いた時間をお客さんに過ごしてもらうために飲み物が薄まらないようになっています。

球は体積に対して表面積が最小になりますからね。

新しい場所に乗った小さい炎は、周り360°を全て燃やせる可能性をもつと同時に、周り360°から消されてしまう可能性をもっています。

まさに四面楚歌、孤軍奮闘で、一騎当千なるか。

このあたり、囲碁と全く同じですね。

弱いですが囲碁は世界観も含め好きです。

僕は責めるのに気を取られて足を掬われて負けるタイプです。笑

これも囲碁の話で、囲碁では碁石を打つ一回分を一子といいますが、まさに飛び火のように後先考えず適当に打った一子が、後からとんでもない効き方をして形勢をひっくり返すことがあります。

この時の一子は、他の一子と見た目が同じ石でも全く異なる価値になります。

ここもビジネスというか人生と似ていて、同じ10秒でもあくびしながら屁こいてる時の10秒と、自分の運転する車が前の車に衝突しそうになっている寸前の10秒では、おそらく価値が違います。

かといって前者の10秒もけっこう大事で、後者が高価値やといって全部が後者みたいになったら息が詰まって生きてられへんと思います。笑

余談ですが、僕は車間距離を結構取ります。

欲しいのは距離ではなくて時間なんですよね。

1秒の差で相当生存率変わるんじゃないでしょうか。

こういう感じで、リスクヘッジという意味でも、従来と違う事業に手を出すことは意味があります。

セブンイレブンではないですが、飛び火側がいつの間にか本体になって、消滅しようとする旧本体を助けることもあります。

これも僕の持論ですが、色んな考え方や概念は繋がっているので、ブチブチと切り離して考えない方が良い場合が多いですね。

こういう観点を宇宙観といいますね。

僕は宇宙観について考えるのが大好きです。

めっちゃどうでもいいですけど、幼い頃皮膚炎の「とびひ」持ちでした。笑

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