日本酒と戯れる我が家の遊び「採点の祭典」を紹介します。
何を隠そう夫婦で日本酒好きで、月に5銘柄くらい、年間60種類くらいは飲んでます。
子供が生まれてから外で飲むことも無くなったんですが、お店で飲むこと思えば4号瓶を酒屋で買えばそんなにお金かからないです。
「魚」は「酒菜(さかな)」と書き、菜とはおかずのことです。
また、まな板は「真菜(まな)板」とも書き、真の菜つまりおかずは、やっぱり魚のことです。
日本人が古来から最高の食べ物として酒と魚を愛してきたことがよくわかる言葉ですね。
生の魚と日本酒を楽しむ瞬間は本当に日本に生まれてよかったと思わせてもらえる瞬間です。
「採点の祭典」という2人で決めた遊びをやってまして、新しく抜栓した日本酒の一杯目を飲む時に、味わいの種類(a〜d)、アルコール度数(2桁)、うまさ(1桁)、からさ(1桁)の5桁でお互い数値化して考え、「せーの!〇の〇〇〇〇」って言い合って遊んでます笑。
最近は桁数が足らないのではと2人で言っています。
aは軽くていわゆるフルーティ(あまりこの表現好きじゃないですがわかりやすいので)系、bはしっかりとした旨辛系、cは重くて硬め、dはほぼジュース(良い意味ですよ念のため)系。
本来こんなことされるのは蔵元さん嫌かもしれませんが、うちでは、それぞれカテゴリの基準とさせていただいている銘柄に敬意を表して、aは爾今系(三重県 木屋正酒造)、bは悦凱陣系(香川県 丸尾本店)、cは金鼓系(奈良県 大倉本家)、dはねね系(山口県 酒井酒造)と呼ばせてもらってます。
アルコール度数は1%単位でけっこう当たるようになりました。
あーだこーだ言いながら2人で数値を確定させて記録します。
「うまする(うまくてするするいける)パイナップル」とか「甘もったり」とか「重フルーティ」とか「卒乳めもりある」とか、自分らしかわからないんですが、コメントも入れます。笑
年ごとに年末年始にグランプリを決めるためのノミネート(飲みねーと、といいます笑)があったり、殿堂入りもあります。
たいていこれやりながらベロベロになるんですが、見返しても当時のことを思い出せて飲みつつ読みつつ爆笑してます。
授乳中とかはできなかったのですが、今で250くらいは溜まってて、知人にお酒を贈ったり薦める時はそれ見ながら選定したりします。
もう一度飲みたいものを探す時も重宝します。
老若男女問わず、日本酒の話や情報共有は盛り上がりますし、とても楽しいですね。
外国人にもマニアックな日本酒の話はとても喜ばれます。
子供も参加したがって、今はお茶とか水とかジュースで真似してますが、数字もめちゃくちゃなのでアルコール度数99%の日本酒が爆誕したりして、それも爆笑のタネになります。
もちろん子供が飲めるようになったら一緒にやります。
データはその時に子供とも共有する予定で、その頃には1000は超えてると思います。
正直、SakeではなくNihonshuと呼んでほしいなと思ってます。
余談ですがSamurai swordも同じくNihontoかKatanaに。
アメリカ人の従兄弟にもその話しました。
日本酒という最高の文化と、日本酒づくりに関わる全ての人に心からの愛と敬意と謝意をここに表しておしまいにします。
素晴らしい文化をありがとうございます。