noteかWordPressかという話です。
僕は後者派でnoteもやってないのですが、双方メリットデメリットあるので、一概にどっちがという話はできないと思うし、両方という人もいるかも。
ちょっとWordPressで会社コーポレートサイトとブログを運営する者から見た視点で書いてみます。
ちなみにうちの会社内ではnoteがリリースされるよりも前に社内の取り組みでnoteというものがあるので、僕にとってnoteとは別のものを指します。笑
noteやX(Twitter)といったプラットフォームに乗る場合のメリットは、その巨大な権威性みたいなものや、いわば被発見性いわゆるディスカバリーを比較的簡単に手にすることができます。
ECならAmazonや楽天に対するShopifyと言い換えることもできるかもしれません。
しかも多くの場合、大手のプラットフォームであれば始めるのも更新も手軽にできるようになっています。
その代わりツイートや記事などのコンテンツをプラットフォームに無償で提供する形。
インプレッションの利益はプラットフォームが取る。
同時にレベニューシェアつまり利益分配が発生する場合もあり、最近はレベシェアが重要視されたり、ディスカバリーにもかなり力を入れる傾向にあるようです。
後者のメリットは、なんといってもアカウント削除いわゆるバンがないこと。
良くも悪くもサイト内の法律を自分で決めるので生死とか宗教や性といったセンシティブなテーマでもシャドウバン、インプレッション操作、プラットフォームスポンサーいわゆる大人の事情といった影響を受けません。
うんちの話もできちゃう。笑
サイトの構成、記事のレイアウト、広告の表示やウェブブラウザのタブに表示されるアイコンであるファビコンに至るまで自由です。
ただしデメリットとしては、レンタルサーバーを契約して自分でページを作っていかないといけないのは正直面倒ですし、複雑なものを作ろうとするとスキルが必要になります。
また、他の告知媒体がなければSEOなどに頼ることになり、びっくりするくらい誰にも読まれず、開設後しばらくはビューゼロが続くと思います。
これは結構精神的に辛いです。
あと見落とされがちなのがドメインパワーの育成です。
noteでも年額880,000円のプランで独自ドメインを使用できるようですが、原則はnoteドメインです。
自分で苦労して時間をかけて育てた独自ドメインの恩恵を後からゆっくり享受するか、最初から手っ取り早く強いドメインに相乗りさせてもらうか、は完全に長所短所が反転する関係にあります。
ちなみにWordPressであれば必ず独自ドメインは取った方がいいです。
費用なんてタダみたいなもんですから。
もしかしたらnote +独自ドメインでプラットフォームの恩恵を受けながらドメインパワーを育てる、という力業もできるのかもしれませんが、中小零細で年88万出せるところは多くはないでしょう。
ちなみに、もしサービスが値上げされたら応じるしかありません。
この点はレンタルサーバーやドメイン料も同じですが、おそらく上がり幅は差があると思います。
ちなみに、WordPressはブログ専用というわけではないので、僕がやっているように会社のコーポレートサイトも作れます。
ブログとコーポレートサイト間で、それぞれバラバラに培ったノウハウも共用できます。
素人が独学でサイトを作っても収益に繋げられるので、WordPressでもやり方次第でうまくいくことは僕が保証します。笑
ただ、noteはユーザー数もかなり増えていて、今やプラットフォーム自体に知名度がありますね。
もしかしたら、ブログ書いてます、より、note書いてます、の方が読みたいと思う人いるかもしれませんね。
最初にも書きましたがディスカバリーの力も、けして小さくないはずです。
もしかしたらnoteで始めて、後から引っ越すというのもありなのかもしれません。笑
ただ、noteの記事引っ越しについては調べられてないのですが、WordPressであればサーバー引っ越しも割と簡単ですし、URLが変わってもリダイレクトいわゆる転送ができるのでSEOへの影響もある程度は持ち越したりできると思います。
自分は会社のコーポレートサイトをJimdoからWordPress(ConoHa)に、このブログをバリューサーバーからConoHaに引っ越しました。
逆にURL変わるのにリダイレクト飛ばせないのは辛いかも。
いずれにしても、たとえ小さい規模であっても何らかの発信をしていくことは、中小零細企業にとっても、後から必ずプラスになると思います。
中小零細企業からしたら、なくて元々。
ダメなら辞めてもダメージは小さいです。
なんでもいいからやってみたらいいと思います。