文圧(ぶんあつ)

造語です。

本が好きです。

本が好き、というか、もはや文字が好きなんやと思います。

ちなみに文章という意味だけでなく、文字そのものの意匠も好きです。

媒体としての機能という意味でも好きです。

好きが高じて、todoroのロゴや、このブログのアイキャッチ画像(上にある、ことば words、と書かれた画像)を自作しています。

ステンレスジョイントのロゴの文字の部分も自分で作りました。

CADで描いてます。笑

メーカーですから。笑

ひらがなの独自性や美しさが好きです。

アルファベットの汎用性も好きです。

やからアイキャッチも、ひらがなとアルファベットです。

あえて、ひらがなの個性を消すような、計算値で書かれたレタリングという暴挙に出ています。笑

読書については、時間の制約もあり、量は大して読んでないのですが、分野とか、思想とか、宗教とか、分け隔てなく読むように心がけています。

ゾロアスター教の本を読んだり、物理の本を読んだり、うんちの本を読んだりしています。笑

そんな時間どうやって作るんですか、と聞かれたことがありますが、便座の上でも、歯磨きしながらでも、読めますからね。

子供が生まれてからは、それすら変わりましたけど。笑

知識がどっかに偏ると、人間小さくなる気がするんです。

ただでさえ小さいのに。笑

少なくとも右か左か、多いか少ないか、という少ない判断軸は退屈ですよね。

せっかく人間に生まれた以上、悩みながら生きていきたいです。笑

他の動植物も、色々悩みながら生きてると思いますけど。

文章を読んでいると、文章にエネルギーというか、内容が濃すぎて、圧力を持っているように感じるものがあります。

読んだ本で、その作家を語るな。

かもしれませんが、すみません、僕の好き勝手な個人の感想です。笑

三島由紀夫さんとか、灰谷健次郎さんとか、圧がすごいと感じます。

少ない文字数でも色々と考えさせられて、勉強になるのですが、正直読むだけで疲れます。笑

潮騒とかはね、別に疲れないんですけど。

経験や想いなんかが強すぎて、たくさんの言葉で薄めないと、原液をそのまま飲む、みたいになるんでしょうか。

読んでると、薄めてへんでえ、という著者の気持ちが伝わってきます。

喉というか脳に引っかかりますわ。笑

薄めた方が飲みやすい場合もある。

逆もありますけどね。

一冊読み終わって、この本の内容、20分の1くらいの長さで書けたんちゃうかな、っていう。

極端なやつは、え、これ5行で書けるんちゃう、ていうのもある。笑

基本的に僕は、面白くなかった本はレビューを書かないようにしています。

どやった、と聞かれたら答えますけど。

色々曲折があってその本が生み出されたと思うんですよね。

それを知らないまま批判されるのは著者も不本意かもしれませんから。

読んで良かったなと思った本は、大きい声で本の名前を叫びたくなります。笑

内容の濃い本は、読む側としては、短い文字数、みじかん…あ、タイプミス(ガチ)、短い時間で濃い情報を摂取できるのは時間的には、お得だったりします。

みじかん…短い時間のこと。笑

ただし情報の吸収率は、読み手によっても異なります。

この辺り、カルシウムの摂取と一緒ですね。

牛乳と、ひじきの感じ。

ひじきは、カルシウムが牛乳の約12倍だそうです。(出典:株式会社くらこん ウェブサイト)

牛乳の吸収率は40%で、海藻類の吸収率は約19%だそうです。(出典:国立西埼玉中央病院 ウェブサイト)

上記だけで計算すると、牛乳100グラムに対して同じカルシウムを含むひじきは17.5グラムになります。

吸収率もさることながら摂取のしやすさも異なります。

お腹の減り具合や体調によっても食べやすさは変わると思います。

閑話休題。

以下、歴史上の偉人と呼ばれる方々は敬称なしで書きます。

基本的に他の記事も同じ考えです。

僭越至極。

吉田松陰、二宮尊徳、福沢諭吉なんかは、文圧ならぬ「語圧」ですね。

言葉の圧がすごい。

重い。笑

しんどい。笑

逆に東野圭吾さんとかは、圧が低いように感じます。

多く読んでいたのは学生のときですが。

悪口ちゃいますよ。

良いとか悪いとかではなくて。

学生のときにハマりまして、30冊くらいは読んだと思います。

筆がすごい早いというのも有名なんですよね。

割とスルリと読める気がします。

ただ、「さまよう刃」「手紙」なんかはスルリとは読めないですね。

重いです。

でも文章に圧がある、というよりも扱ったテーマが重い気がします。

いろんなテーマにスポットを当てるのも東野さんの特徴やと思います。

ちなみに、トキオとかパラレルワールド・ラブストーリーとかも、めちゃめちゃ面白いです。

乙一さんとかは飛び道具というか、真空波動拳(ググります。「真空波動拳」)というか、特殊な感じです。笑

ギターのエフェクターでゆうたら、ディレイとかフランジャーあたり。笑

打撃を受けてないのにダメージ喰らう感じ。笑

「失はれる物語」を読んだ時は衝撃でした。

作家さんは、やっぱりプロですから、文字を使ってそういう印象になるように、あえて書いてはるんやと思います。

書き手としての好みも当然あるでしょうし。

苫米地英人さんとかは、本がもう洗脳みたいですけどね。笑

読むのが快感になるような書き方をされているように感じます。

同じ作家さんでも、読み手との相性もありますし、それを読み手の都合で本の出来不出来のようにプラスマイナスで評価するのは、ちょっと寂しいなと思いますね。

あくまで好みですから。

ただし、少なくとも本を新品で買った人は、その本の内容を云々(うんぬん)する権利は、あると思いますけどね。

より良い本が出来るきっかけにも、なるかもしれません。

いや、中古で買った人、図書館で借りた人も、その権利はあるとは思うんですけど。

なんというか。

こう。

印税的に。笑

逆に、少なくとも自分の目で読んでない本にケチをつけるのは無粋というか無礼です。

読んでから言え、という話ですね。

いろんな本から、いろんなこと、考えさせられますよね。

本の数だけ本の読み方があってもいいじゃないですか。

本だけ読んでてもアカンけど、やっぱり本はいいですね。

愛すべき僕の師匠ですよ。

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